宅建は難易度低い! は本当か?

1958年の創設以降、毎回(年)申込者数が20万人を超える、国家試験随一の人気を誇る試験が宅地建物取引主任者、いわば「宅建」です。

そして、その宅建試験は一般に「簡単」といわれています。その理由は後に述べるとして、国家である宅建は、本当に簡単な試験なのでしょうか。まずは、直近に開催された5回分の合格率から、宅建の難易度を見てみましょう。

【宅地建物取引主任者試験・過去5回の合格率】

実施年月

申込者

受験者

合格者

合格基準点

合格率

2005

226,665

181,880

31,520

33

17.3

2006

240,278

193,573

33,191

34

17.1

2007

260,633

209,684

36,203

35

17.3

2008

260,591

209,415

33,946

33

16.2

2009

201,185

158,909

34,918

33

17.9

過去5回の合格率は16.2%~17.9%。平均すると17.6%という結果となりました。つまり、100人受験しても80名以上が不合格ということです。この数値から見る限り、決して簡単とは言えません。合格率は2割にも満たないことを考えると、むしろ宅建は難易度が高い試験であると言えるでしょう。

難易度は高いが挑みやすい資格

このサイトにアクセスされた方の大半が、まさに今、宅建試験を目指し学習中、もしくは学習を始めようとされる〝宅建取得者予備軍〟の方達だと思います。だからこそ、あえて言わせていただきます。「宅建の難易度は高い!」と。

しかし、「合格率が低いからお止めなさい!」と言っているわけではないのです。無責任に流布された、先の「宅建は簡単!」という戯れ言を鵜呑みにし、適当に参考書を読んだだけで受験するような中途半端な意識では、合格は到底無理であるとをお伝えしたいのです。

反面、計画性を持ち効率的に学習を進め試験に挑む方にはこう申し上げます「宅建は恐れるに足らず!」と。そう、宅建とはしっかり勉強してきた方にとっては、初学者であれ1発合格も可能な比較的挑みやすい試験なのです。これより先は、学習意識の高い方へ向けた宅建試験の情報を提供してまいります。

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