合格に必要な学習期間

前ページで紹介したように、宅建の試験で出題される科目は4つと少ないながら、その出題範囲、つまり学習すべき範囲は膨大です。最初にそう認識すれば、「運で受かるかも?」などと甘い考えも起きないことでしょう。

なお、一般的に宅建合格までに有する学習時間は、初学者で300~500時間。平日昼間は就業している社会人ならば、平日学習に充てられる時間は多くて2時間程度。土日に各5時間ずつ充てた場合を想定すると、1週間で20時間〔(2時間×5日)+(5時間×2日)〕。1ヶ月で80時間(20時間×4週間)となり、300時間には4ヶ月弱。500時間には半年強の期間が必要となります。

これだけ長期に渡る学習期間となれば、重要となるのが日々いかにして学習時間を確保するか、ということ。しかし、公務員でもない限り毎日定時に帰宅など出来ませんし、残業や出張が多いという方。もちろん、会社関係の付き合いや、週末は家族や親族関係の諸事などもあるでしょう。

1日2時間の学習時間を捻出するには……?

そこで、主に社会人の方に提案したい学習時間捻出法があります。そのひとつ目が、メインの学習時間を帰宅後ではなく起床後に切り替えるということ。帰宅後は仕事の疲れはもちろん、食事や入浴などもあり落ち着いて学習に取り組めるころには、すでに深夜ということも。となれば間欠的に襲ってくる眠気にも邪魔され、決して効率よく勉強できるとは思えません。

一方、起床時間を1時間早めた早朝学習なら、疲れもなくクリアな頭で勉強できるため、集中力は増し記憶力が向上すること間違いありません。また、たまには、会社近くの喫茶店や公園で勉強するのも環境が変わり、新鮮な気持ちで勉強することも可能です。また、遅刻する心配もありませんね。

さらに、どんな忙しい方でも1日の中には必ず〝スキ間時間〟が存在するものです。例えば、通勤で利用する電車やバスの中。そして、昼食後に立ち寄る喫茶店など、今まで何もすることのない、そんな〝空白時間〟を集約すれば、
1日1時間の学習時間を確保できてしまうものなのです。

早朝学習の1時間と、スキ間時間をやりくりして作る1時間の計2時間。これで平日1日の目標学習時間をクリアできます。これなら「勉強する時間がない」という台詞は、単なる言い訳でしかありませんよね!?

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